« トヨタ GRヤリスの実車をマット・ワトソンがレビューするよ | トップページ | AMG A45にお高いプロテクションフィルムを貼ってみたっていう動画 »

2020年11月14日 (土)

220km/hで自動運転中のテスラがシビックに猪突猛進!

220km/hで自動運転中のテスラがシビックに猪突猛進

アップデートにより進化を続けるテスラのオートパイロット機能。中には高速道路でお任せにしてつい眠ってしまうドライバーもいるほどです。

とは言え過信は禁物。アメリカ カリフォルニ州の高速道路では200km/hオーバーで自動運転中のテスラが前を走るホンダ シビックに追突事故を起こしてしまいました。

左右の車線は空いており減速する事も避ける事も出来そうに思えますが車は猪突猛進!この時の速度は220km/hでシビックとは約100km/hの速度差があったそうです。

しかし次の映像ではシステムはシビックを認識しており、なぜ追突してしまったのか疑問が残ります。

おそらくですがドライバーは居眠りしていたのではないでしょうか?

事故車から取り出したデータのグラフを見ると事故以前から速度(Dl_vehicleSpeed)が徐々に上がっており、比例してアクセルペダルの踏み込み量(Dl_accellPedalPos)も上がっているのがわかります。さらにドライバーのブレーキ操作(ESP_driverBrakeApply)は追突(RCM_collisionFront)と当時に初めて行われています。

この事から眠った状態で無意識にアクセルを踏んでしまい大幅な速度超過に陥ったものと思われます。ブレーキが追突直後にやっと踏まれたのも衝撃で目が冷めビックリしてブレーキを踏んだのでしょう。アクセルが追突と同時に一瞬大きく踏まれているのも衝突時にペダルに足を置いていたからですね。

またシステムはドライバーが自らの意思でアクセルを踏んでいると認識したため追突までブレーキをかけなかったのではないでしょうか。もちろん警告音的なのは出ていたと思いますが寝ていたら気づきません。

こうなるとドライバーは(寝ていてアクセルを踏んでいた事は覚えてないため)事故は車の欠陥のせいと主張するだろうし、メーカーはドライバーの操作ミスと反論するでしょう。

オートパイロット付きの車ってドライバーを監視するカメラも付いていますがやはりあれも必要ですね。

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Facebookにシェア

関連記事 BlogRanking... 乗り物動画...

自律型ロボットレーシングカー なぜか壁に向かって走り出すの巻 自律型ロボットレーシングカー なぜか壁に向かって走り出すの巻
eスポーツ人気によりリアルに走らなくてもレースが出来る世の中ですが、実車の世界でも無人で走る自律型ロボットレーシングカーによる...
テスラ モデル3のオートパイロット ナチュラルに逆走するの巻 テスラ モデル3のオートパイロット ナチュラルに逆走するの巻
オートパイロットって便利ですよね。何もしなくても車が運転してくれるんですからドライバーにとってこんなに楽な事はありません...
テスラ モデルS を簡単にスピード違反させる方法 テスラ モデルS を簡単にスピード違反させる方法
オートパイロット機能を搭載している車は今走ってる道路の制限速度を超えないように自動でスピードを調整してくれるおりこうさん...
2002オートパイロットはファントム攻撃に気をつけろ! 2002オートパイロットはファントム攻撃に気をつけろ!
ADAS(Advanced Driver Assistance Systems 先進運転支援システム)による自動運転時代はもうすぐそこまで来ており、もはや夢物語では...
テスラ モデル3 雨天のオートパイロット中にクラッシュ! テスラ モデル3 雨天のオートパイロット中にクラッシュ!
専門家が言うには全ての車がオートパイロットになれば交通事故は激減するのだそうです。なるほど、つまりヒューマンエラーが...

スポンサーリンク

|

« トヨタ GRヤリスの実車をマット・ワトソンがレビューするよ | トップページ | AMG A45にお高いプロテクションフィルムを貼ってみたっていう動画 »

」カテゴリの記事

テスラ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。