日産のカーボンパーツ量産化の新技術がわかったように気になる動画
我々がよく目にするカーボン製品のほとんどは炭素繊維(カーボンファイバー)を樹脂で固めた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)だと思っていいでしょう。
しかし、従来の工法では樹脂を均等に浸透させるのが難しく金型の制作に膨大なコストがかかるためカーボンパーツのコスト高を招いていました。
そこで日産は新たにC-RTMと呼ばれる工法と樹脂の浸透過程を正確にシミュレーションできる技術を開発し大幅なスピードアップに成功したそうです。
おお!なんか凄そうだけど具体的にはどういう技術なんですかい?
【中継】炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部品の量産化技術発表記者会見
量産品はコストを下げつつ品質もバラツキがないようにしなくちゃならないからこのような技術は非常に重要ですね。
すでにティーザー映像が公開されている新型Zはこの技術でカーボンパーツをふんだんに使ってくれるのかな?
ちなみにドライカーボンはエポキシ樹脂、ウェットカーボンはポリエステル樹脂という違いがあり、この映像で説明しているのはドライカーボンです。
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コメント
とても勉強になりました。
以前は一晩かかっていたプリプレグ成型が2分で出来るのは凄いですね。
ちなみに、ドライカーボンは熱硬化型のエポキシ樹脂ですが、
ウェットカーボンはポリエステル樹脂でもエポキシ樹脂でも成型可能です。
ただエポキシ樹脂は非常に高額なので、一般的に売られている量産エアロパーツ等は
ほとんどがポリエステル樹脂製になっています。
投稿: | 2020年9月 4日 (金) 08時51分