ゴードン・マレー・オートモーティブ T.50 のファンの働きがわかった気になる動画
独創的なアイデアで高い戦闘力を持つF1マシンを設計してきた天才ゴードン・マレーが満を持して放つロードカーがGMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ) T.50。マクラーレン F1の真の後継車と言えるでしょう。
なんと言っても特徴的なのは、自身がブラバム時代に設計した後部ファンによる強制ダウンフォース発生装置を装備したBT46B(通称 ファンカー
)の思想を現代に蘇らせた事。
当時、低速でもダウンフォースが効くBT46Bはいきなりデビューウィンを飾る活躍を見せたものの、他チームから後ろに小石が排出されて後続車が危険というクレームが相次ぎ、わずか1戦のみで引退となってしまいました。
あれから約40年。最新技術で現代に蘇ったT.50のファンは一体どのような働きをするのでしょうか?
自動翻訳で見るとよりわかりやすいです
The £2.5 million V12 GMA T.50 is the next McLaren F1 – and it uses a fan to create downforce
てっきり底面全体の空気を抜くのかと思ったら、ディフューザーの根本部分の空気を抜くだけで大きなダウンフォースが発生するんですね。ハイダウンフォースモードではリアのアクティブエアロとの連携で30%もダウンフォースが増加するのだとか。
さらにストリームラインモードでは、空気を大きく後方に排出する事で後部に発生する負圧を抑え10%も抵抗を低減。いわゆるロングテールにするのと同じ効果ですね。
ダウンフォースは増えるは抵抗は減らせるはでファン超万能wwww もちろん砂利やゴミがダクトに入っても大丈夫なようにフィルターが付いているのでファンも後続車も安心です。
1トンを切る超軽量な車体に12,000rpmを許容する超高回転型663馬力 自然吸気V12エンジン。そして風を味方につけた斬新なエアロダイナミクスと、まさに最強のファン(FAN/FUN)カーではないでしょうか。
DCTが当たり前となっている現代において、あえて3ペダル Hパターン6速MTを搭載してきたのもスゴイ!ゴードン・マレー曰く究極のアナログカーなんですって。
マクラーレン F1が出た時も度肝を抜かれたけど、T.50でまたビックリ!やっぱすげーわ ゴードン・マレー!
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